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にしはら幼稚園

〔取材日 2023/09/28〕

園長インタビュー

ひろーいお庭が教室だ!育て遊びの天才たち!

創立48年目を迎える本園が当時の保育者たちで創りあげたこの言葉には「子どもの中から生まれた遊びを大切にし、仲間同士のふれ合いを通して心も体も大きく成長して欲しい」という願いが込められています。
現在の園庭は各プロスポーツ競技場で使われているヘルシークレー工法の人工芝でクッション性があり、安全で雨上がりでもすぐ遊べるので子どもたちや先生たちにも大変喜ばれています。
緑の園庭で夏は思いっきり水遊び、リレー、ドッジボール、鬼ごっこetc…にしはら幼稚園の園庭はいつも子どもたちの元気な掛け声で活気に満ちあふれています。

遊べる工夫がいっぱい

園内のいろいろなところに「子どもたちがつい遊びたくなる」シカケを凝らしています。階段下の穴ぐら、大きな鏡のあるステージ、雨の日でも教室以外でたっぷり遊べるスペースがあります。

オール電化・ドライフロアーシステムの清潔な給食室

創立当初から園内調理施設による完全給食を実施しています。“炊き立て”“出来立て”のおいしい給食が全ての活動の源となり、健康的に生きる力を育みます。おいしいご飯を食べていっぱい遊ぶ。全ての基本はここにあり。

世代を超えた交流があります

県内でもめずらしい特別養護老人ホームと幼稚園の合築の建物になっています。老人ホーム2階のベランダ通路は子どもたちの散歩コースになっています。
窓際に寄ってきたおじいちゃん、おばあちゃんにあいさつしたり、かわいいお歌を聞かせてあげたり…日々の自然な交流の中でお年寄りは子どもたちから元気をもらい、子どもたちには優しい思いやりの心が育ちます。

現場で頑張る先生を紹介!

私(園長)の教え子のA先生をご紹介します。お子さん(小学6年生の女の子、中学2年生の男の子)も、にしはら幼稚園で、親子2代で卒園生です。現在、A先生は2歳児教室担当と、年少組の若い先生のサポートをしたり、園全体の行事を考えたり、ママさん先生として大活躍しています。「夜、眠るのがもったいない!」と言うくらいバイタリティーあふれ、ピアノ・歌は彼女の右に出る人がいません。
幼稚園のころから利発で、目をキラキラさせていたA先生と年長組のころ、一緒にピアノの連弾をしたことが今でも忘れられない思い出になっています。

保育中、どんな時に喜びを感じますか?

子どもたちの「できた!」の喜びが感じられた時です。「トイレに行くことができた」「苦手なものを食べることができた」など目に見えての発達面や、「お友達におもちゃを貸してあげられた」「緊張して話せなかったのに答えることができた」などの気持ちの面でも、ひとりひとりが今までよりも一歩踏み出して成長できた瞬間は本当にうれしい気持ちになります。また、その瞬間の喜びを子どもと共感したり、そのことを伝えた保護者の笑顔が見られたりした時には更に温かい気持ちになります。

子どもとのかかわりの中で、一番大切にしていることは?

1年目の時から子どもたちにとって「一番優しくて、一番怖くて、一番大好きな先生がモットーです。その中で子どもたちの気持ちに寄り添うこと、そしてその先にある子どもの成長を信じることを大切にしています。様々なことが起こる目まぐるしい保育の中でも、子どもの喜怒哀楽を言葉にしてあげながら、その子の気持ちを「先生もわかっているよ」ということを伝えています。そして、その時にすぐできないこと、解決できないことがあっても、長い目で見たり、その子の成長を待ったりすることの大切さを年々感じています。

保護者インタビュー

にしはら幼稚園はどんな幼稚園ですか?

お部屋の中でも外でも、とにかく先生がたくさん遊んでくれます!のびのびと、たくさん遊ぶことを大切にしながら、その中で集団生活のルール、お友達とのかかわり方「やる時はやる!」といった気持ちも育ててくれます。いつ見ても、先生も子どもたちもとても活き活きして、幼稚園が大好きな様子が伝わってきます。
また、担任の先生はもちろん、他学年の先生や、園長先生、主任の先生なども子どもの様子を伝えてくれるなど、たくさんの目で子どもたちを見守って下さっています。 給食の時間もとても楽しみにしており、出来たての給食をみんなで食べることが大好きでした。日々の食材豊かな様々なメニューと季節や行事の時の特別なメニューがいただけます。幼稚園に行く前に「今日の給食は何かな?と献立表を見て楽しみに幼稚園に通っていました。

卒園生インタビュー

にしはら幼稚園で楽しいことは?

・先生が探検ごっこやファッションショー、ドロケイ、バナナ鬼などでいっぱい遊んでくれる。
・七夕ウィーク、ピーターパンまつりでわたあめを食べたり、ヨーヨーつりをしたり、自分がレストランの店員さんになれたことが楽しい。
・お泊り会では大好きなお友達の隣で寝ることができてうれしかった。夜の探検もドキドキしたけどおもしろかった。
・絵本コーナーに絵本がたくさんあるのが好き。絵本コーナーの横にあるチーズの部屋(階段下のスペース)で時々のんびりすることが楽しい。

恵まれた環境は建物だけではありません。幼児教育には人的環境が一番大切!「あー今日も楽しかった!」喜びがいっぱいの幼稚園でありたい。子どもの心に共感できる保育者でありたい。私たちは心のこもった「丁寧な保育」を心がけています。どうぞ、一度にしはら幼稚園の子どもたち、先生方の雰囲気を肌で感じ取ってください。

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