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さかいね幼稚園

〔取材日 2020/10/30〕

園長インタビュー

さかいね幼稚園は緑豊かな自然環境の中で、子ども達はのびのびと育っています。沢山の木々や花々に囲まれて、トンボや蝶々が飛び交い、時にはオニヤンマやウスバカゲロウも遊びに来ます。ミカンやビワなどの果実も実ります。

子ども達が栽培する畑ではクラス毎にナス、ミニトマトやキュウリ等の収穫を楽しんでいます。幼稚園の裏の畑ではジャガイモやサツマイモの栽培をし、お芋掘りの時にはその大きさに歓声を上げています。自分たちで作物を育て、畑で収穫したジャガイモやサツマイモやキュウリ、トマトなどを食べることはとても貴重な体験であり大切な食育だと思います。

グランドや園庭の全面が天然芝ですので、熱中症の軽減やハウスダストの発生にも効果があり、子ども達の健康面にも配慮しています。一年を通して緑の絨毯のようにフカフカな天然芝の上で、子ども達は元気に遊んでいます。運動会は全員が裸足で行っています。

園舎も《丹下健三氏》のお弟子さんに設計を依頼しました。子ども達の想像力を高めるために天井を高くしています。どの保育室からも園庭やグランドで子ども達が遊んでいるのを見渡せる設計になっています。ハウスダストの軽減に配慮して床を竹材にし、足の負担軽減のために床下にはスプリングを設置しています。

さかいねっ子5つの柱
健やかでたくましい子
明るく健やかな精神を持ち、元気に遊べる子に育てます。
友達と仲良く遊べる子
人の気持ちを考える思いやりを持ち、みんなで力を合わせる大切さを知り、『ありがとう』が言える、感謝の心を持った子に。
自分で考え、自分から進んで取り組む子
子ども達は真似をしようという気持ちを持っています。認められることで、勇気と意欲が湧いてきます。一人一人を大切に受け止め、援助することで、自分で考えて自分で行動できる子に育ちます。
創造性豊かな子
いろいろなものや出来事に興味や関心を持ち、自分で考えたり工夫したりする思考力を高め、創造性豊かな子になります。
夢と希望がいっぱいある子
これ…な~に?どうして?何のため?子どもには不思議なことがいっぱいです。 幼稚園でいろいろなものを作ったり、行事に向かってみんなで頑張ることなど、目的を確かめ合いながら生活していくうちに、夢や希望が見つけられるような子に育っていきます。

自然豊かな環境で遊びを通して皆と共に生きる力が育ち、自分で考えて行動し体験することで我慢することや達成感、つまり『自分で生きていく力』を獲得できる。 それがさかいね幼稚園の保育なのです。

現場で頑張る先生を紹介してください。

いつでも元気100%のみんなのさなみ先生を紹介します。
さかいね幼稚園に十数年勤務後、子育てが落ち着き復帰。 プレの2歳児を担任しています。いつも子ども達と一緒に体力勝負で元気と楽しい保育をしています。
ママ達やパパ達も一緒に参加しやすいクラスを心がけ、保育が終わった後の子育ての悩みのアフターケアにも配慮をしている先生です。

先生インタビュー

絵本を読んだ時の、話の中に入ってきてくれる真剣な表情を見たり、手遊びを楽しそうにやる笑顔、又、それを家でやっていると聞いたりすると嬉しいです。

こどもというよりは、一人の人間として接するようにしています。 そして、目線を合わせて、きちんと話を聞くように心がけています。

また、子どもも勿論ですが、その後ろにいる親の心情、精神面を少しでも、支えられるように、親の表情もよく見て、何か気になる様子があれば、自然に話しかけるようにしています。 ただし、答えは、親自身が出せるように持っていきたいと思って接しています。

保護者インタビュー
  • 手入れされた芝生のある園庭で伸び伸び自由に遊ばせてくれる
  • 何事も押し付けずそれぞれ園児達の考えを尊重してくれる
  • 保護者との連携が上手くできている
  • 母親同士の距離感がよく、協力し合える環境が自然とできている。3~4人のお子さんがいるご家庭が多い。
  • 園中での様子を写真公開してくれる

さかいね幼稚園で楽しい事は?

  • 行事やイベントが充実している所
  • 季節にあったイベント(おもちつき・節分等)家庭でやらない事を取り入れてくれるので園児達には良い経験になって、とても楽しいと思う
  • 発表会は演目を毎年変えていて楽しめる
  • 運動会は年齢にあったプログラムが設定されている

その他自由に

さかいね幼稚園は駐車場も広く、綺麗な園庭であり、とても環境が整っています。 保護者に心配不安があると親身になって相談に乗ってくれます。まず園児達がどうしたら楽しいか無理はないだろうかをよく考えてくれます。安心して通わせる事ができる幼稚園だと思います。 「10年通った個人的な率直な感想です。」 中学生のお姉ちゃんの子育ての相談に乗ってあげたりしたことなどをそう思ってくださっているのだと、嬉しく思います。 そういうお母さん達が下の子を入れたいと思ってくれて下さいます。

砂場で社会性の7割が育つと言われます。
幼児期の育ちはその子の一生に大きな影響を与えます。『三つ子の魂百までも』と言われる所以です。人がやっているのを見て、自分もやってみたいと心を動かされます。人が持っているシャベルを見て自分も使いたいと思います。そのシャベルを廻って…トラブルになったり、貸し借りができるようになったり、共同作業になったりで子ども達の心は大きく成長していきます。最初の悔しい気持ちを乗り越えるところから、お互いに支え合う気持ちに変化することに大きな成長があります。

幼稚園は子どもたちがつくる小さな社会。集団を通して、他の子どもたちと仲良くやって行くためのルールを学び、社会生活の基礎となる多くのことを体験し身に付けます。 子どもたちは、幼稚園での友だちとのふれ合いや保育者の援助、豊かな経験や活動を通して、大きくたくましく育って行きます。 幼児期は人格形成の基礎をつくる大切な時期です。無限の可能性をもっている子どもたちを、まっすぐ大きく、人間性豊かに育てるために、保護者の皆様と協力し、一人ひとりを大切に、心のかよった保育を心がけています。

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