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柏さくら幼稚園

〔取材日 2025/06/27〕

園長インタビュー

柏さくら幼稚園は、自然に囲まれた豊かな環境と、専門性の高い教育を大切にしながら、子どもたちの心と体をバランスよく育んでいます。
広々とした園庭では、季節のうつろいを感じながらのびのびと遊び、毎朝のサーキット運動では、体力・集中力・協調性を楽しみながら自然に身につけていきます。

英語・音楽・絵画・体育などの活動は、各分野のプロフェッショナルである専任の先生(専任専科)が担当。子どもたちは、質の高い関わりの中で、自分の“好き”や“得意”をのびのびと広げていきます。
私たちが大切にしているのは、「できる・できない」ではなく、「やってみたい」という気持ち。その芽を見逃さず、あたたかく応援することで、子どもたちは自信をもって次の一歩へと踏み出していきます。

また、月に一度、臨床心理士の先生によるサポート体制も整えており、担任への助言や保護者への子育て相談を通じて、子どもたちの“その子らしさ”を園全体で見守り、育てていける環境づくりを大切にしています。

これからも、「やってみたい」があふれる毎日をつくっていくことを、私たちは大切にしてまいります。

現場で頑張る先生を紹介!

どんなことに心がけて保育を行っていますか?

毎日、子どもたちの「小さなサイン」を見逃さないことを大切にしています。
うれしい気持ちも、不安な気持ちも、言葉にできなくても表情やしぐさから伝わってくるもの。
「見てるよ、大丈夫だよ」と伝わるように、目を合わせて、心を合わせて関わるよう心がけています。
また、体をたくさん動かし、行事にも思いきり挑戦できるさくららしい毎日の中で、一人ひとりが自分らしく成長できるよう、丁寧に寄り添っています。

保育中、どんな時に喜びを感じますか?

子どもたちが「できた!」と自信を持てた瞬間に立ち会えた時が、一番うれしいです。
たとえば、年長さんが音楽祭(音体フェス)で見せてくれた堂々とした演奏。
練習では悔し涙も流したけれど、本番で誇らしげに演奏する姿に、思わず涙が出そうになりました。
そうした心の成長こそが、私たち保育者にとって何よりのごほうびです。

子どもとのかかわりの中で、一番大切にしていることは?

「先生は、いつでもあなたの味方だよ」というメッセージを、言葉や態度で伝えることです。
子どもたちは日々、失敗したり悩んだりしながら大きくなっていきます。
その中で、安心して自分を出せる存在がそばにいることは、成長にとってとても大きな力になると感じています。
どんな時も、ありのままの姿を受け止め、一緒に乗り越えていく関係でありたいと思っています。

子どもたちへのメッセージをお願いします。

毎日たくさんの笑顔とがんばる気持ちを見せてくれてありがとう。
遊ぶときも、学ぶときも、お友だちと力を合わせるときも、みんな本当にかっこいいよ。
これからも、自分らしく大きくなっていこうね。
そして、失敗しても大丈夫!先生はずっと、みんなのそばにいるからね。

柏さくら幼稚園では、お子さまの成長に応じた多彩なクラスと、安心できる保育環境を整えています。
0歳からの親子クラスから、5歳児の年長クラスまで、それぞれの年齢や発達に合った関わりの中で、一人ひとりの「その子らしい育ち」を大切にしています。
私たちは、一方的に教え込むのではなく、「やってみたい」「知りたい」という気持ちを大切にする保育を心がけています。
子どもたちは遊びや生活の中で、自ら考え、選び、動きながら、失敗も経験に変え、少しずつ自信を育てていきます。

クラス紹介
•親子ベビークラス(0~1歳)
 親子でふれあいながら園の雰囲気を体験し、育児のスタートを優しくサポートします。
• 親子教室(2歳)
 親子で「できた!」を喜びながら、少しずつ集団生活に慣れていく準備の場です。
•プラスワンクラス(1歳児)
 初めての園生活を、安心できる少人数の中でゆったりとスタートします。
•最年少クラス(2歳児)
 「やってみたい」が芽生える大切な時期。先生との信頼関係を育みながら、生活リズムや遊びを楽しみます。
•年少クラス(3歳児)
 友だちとの関わりが広がり、毎日が発見と学びの連続です。好奇心を大切に育てます。
•年中クラス(4歳児)
 行事や活動を通して挑戦する力や協調性が育ち、心も体も大きく成長していきます。
•年長クラス(5歳児)
 和太鼓やマーチングなどに取り組み、自信と達成感を得る特別な1年。小学校への準備も進みます。

子どもたちは、自分の力で伸びようとする“芽”を、すでに心の中に持っています。
その芽を引き出し、見守り、育てていくことが、私たちの役割です。
子どもたちが自分らしく輝ける園であり続けられるように、これからも保護者の皆さまと共に歩んでまいります。

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