園リポ!タイトル
 

柏みどりこども園

〔取材日 2025/07/25〕

園長インタビュー

柏みどりは、子どもたち一人ひとりが自分らしく生き生きと過ごせる場所でありたいと願い、「大人もこどもも育ち合う」ことを大切にしながら、日々の生活を創っています。
自然とのふれあいは、子どもたちの関心を一気に広げ、探究心を育ててくれます。自然が教えてくれる学びの面白さに触れる中で、味噌づくりに種まきから挑戦したり、育てた大根でたくあんを作ったり、生き物を飼ったりと、命の大切さにも触れています。
また、日本の行事を大切に楽しんだり、遠足の行き先を子どもたち自身で話し合って決めたりといった体験も重ねています。こうした実体験が、子どもたちの「やってみたい!」「もっとやりたい!」という主体的な気持ちを育てていきます。
大人が先回りして援助したり、教え込んだりするのではなく、子どもの中にある力を信じて見守り、寄り添う。そんな関わりを通して、「その子らしさ」を大切に育む保育を目指しています。
なお、今回の「えんリポ」記事は、園長と現場の保育者、そして保護者の皆さんによる座談会をもとに作成しました。

現場で頑張る先生を紹介!

どんなことに心がけて保育を行っていますか?

子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを育てるために、自分自身も「やってみよう!」の姿勢を大切にしています。さまざまな保育を展開しながら、子どもの姿を振り返り、次につなげていくことを意識しています。

保育中、どんな時に喜びを感じますか?

子どもたちが夢中になって遊んでいる姿を見るときです。好きな遊びに合った環境づくりは難しいからこそ、うまくいった時の喜びが大きく、次への意欲につながります。朝や帰りの笑顔の挨拶も、日々の中での小さな幸せです。

子どもとのかかわりの中で、一番大切にしていることは?

自分や相手の気持ちを言葉にして伝えることを大切にしています。丁寧に聞き出したり代弁したりすることで、自分の気持ちに気づき、表現が豊かになると信じています。

子どもたちへのメッセージをお願いします。

どんなときもまっすぐで素直なみんなが大好き!ありのままの自分でいてね。

どんなことに心がけて保育を行っていますか?

子どもたちの「やりたい!」を実現できるように関わっています。その体験が自信につながると信じているからです。ただし、命を大切にすることなど、譲れないことはしっかり伝えるようにしています。

保育中、どんな時に喜びを感じますか?

子どもの姿に合わせて環境を整えた結果、夢中になって遊び込む姿が見られたときに、大きな喜びを感じます。真剣なまなざしに出会えると、準備してきてよかったと感じます。

子どもとのかかわりの中で、一番大切にしていることは?

大人も本気で遊びに向き合うこと。子どもと同じ目線に立つことで、思いがけない一面に気づくことがあります。楽しむ姿は子どもにも伝わるので、互いに楽しいと思える環境づくりを心がけています。

子どもたちへのメッセージをお願いします。

たくさん失敗していいよ。一緒に考えて、気持ちも経験もぜんぶ力にしていこうね。

どんなことに心がけて保育を行っていますか?

子どもたちが自分に自信を持ち、「自分はこれでいいんだ」と思えるような保育を心がけています。失敗やつまずきにも寄り添い、強くてやさしい心を育てたいと願っています。

保育中、どんな時に喜びを感じますか?

苦手なことができるようになったり、友だちと話し合って自分たちで解決している姿を見ると、とても嬉しくなります。ちょっとした遊びのきっかけが広がっていくのを見るのも楽しい瞬間です。

子どもとのかかわりの中で、一番大切にしていることは?

子どもの「今の姿」だけを見ず、その背景や気持ちに目を向けることを大切にしています。その子の想いに寄り添い、安心して過ごせる関係を築いていきたいです。

子どもたちへのメッセージをお願いします。

みんなの笑顔からパワーをもらってるよ!これからも元気いっぱいでいようね。

柏みどりこども園はどんな園ですか?

明るくて、子どもたちがのびのびと過ごせる園です。自然体験が豊富で、家庭ではできないような貴重な経験をさせてもらえるのが魅力です。遊びの中で子どもたちが主体的に発見し、学んでいける環境が整っていて、毎日楽しそうに過ごす姿からも園の良さが伝わってきます。「いっぱい遊べる」って、やっぱり子どもにとって一番大事だなと実感しています。

柏みどりこども園で楽しいことはなんですか?

自分の思いや考えを思いきり出せる場がたくさんあるところです。たとえば、遠足の行き先を自分たちで話し合って決めるなど、子どもたちが主体となる経験ができ、自信や達成感につながっています。味噌づくりでは、種まきから始めて、時間をかけて進めていきます。うまくいくことも、いかないことも、すべてを大切に見守ってくれる姿勢が、子どもたちに「やり切る」喜びを教えてくれていると感じます。
保護者がボランティアなどで関わる機会も多く、大人も一緒に楽しめるのがうれしい点です。保護者同士のつながりも自然に生まれて、「やらせてもらえて楽しい」という声もよく聞きます。

先生たちはどんな人ですか?

いつも明るく元気に挨拶してくれて、子どもにも保護者にもやさしく接してくださいます。子ども一人ひとりの気持ちやペースを大切にしてくれて、無理に何かをさせるのではなく、「その子らしさ」を認めてくれる関わりに安心感があります。
保護者の中には先生に話しかけるのを遠慮してしまう方もいますが、実際はとても気さくで、どんな話でも受けとめてくれる方々です。

柏みどりこども園へのメッセージをお願いします。

これからも先生たちと一緒に、明るく楽しく、のびのびとした毎日を過ごしていってほしいです。たくさん遊んで、たくさんチャレンジして、子どもたちの未来が夢いっぱいに広がっていく園であってほしいです。

柏みどりこども園はどんな園ですか?

こどもたちを主役として、保護者と先生方全体で集団生活の楽しさを共有できる園だと感じています。

柏みどりこども園で楽しいことはなんですか?

親も思いきり楽しめる点だと思います。
在園児・卒園児のお父さんたちで「おやじの会」というグループをつくり、プレーデーや節分などの季節行事でお手伝いをしています。
その中で、ホタル観賞のイベントに協力いただいたり、地域のお神輿をおやじの会と一緒に担いだりと、先生方にも楽しんでもらえているのがとても嬉しいです。

先生たちはどんな人ですか?

いろいろなタイプの先生がいますが、皆さん園児のことを想って日々接してくださっていて、毎日感謝しています。
以前、なかなか子どもが帰りたがらず困っていた時に、先生からかけてもらった言葉がとても心に残っていて、今でも自分の心構えとして残っています。

柏みどりこども園へのメッセージをお願いします。

子どもが園から帰ってくるたびに、その日の出来事を楽しそうに話してくれるのが、親としてとても楽しみです。
楽しかったこと、悲しかったこと、嫌だったこと…いろんな話を自慢げに話してくれる姿に、充実した日々を感じます。
こうした経験をたくさん積ませてもらえて、ありがたい気持ちでいっぱいです。いつもありがとうございます。

柏みどりこども園はどんな園ですか?

遊びの中で子どもたちが自ら意思決定したり、自然の中で虫や生き物にたくさん関わることができる園です。
服を泥だらけにして帰ってきた子どもに、「今日もたくさん遊んだね〜」と笑顔で迎える保護者がとても多いです。

柏みどりこども園で楽しいことはなんですか?

子どもたちが「これをやりたい!」と先生に伝えると、必要なものを一緒に考えたり、探して用意してくれたりします。
遠足の場所も子どもたちがみんなで意見を出し合い、家で調べてきたことを発表するなど、「考える力」が育つ園です。
保護者に対しても同じで、「やってみたい」と思ったことを応援してくださいます。私自身もイベントなどに意欲的に関わることができ、子どもの様子を間近で見て一緒に楽しめたことに感謝しています。

先生たちはどんな人ですか?

子どもの「やりたい!」を実現し、一緒に楽しんでくれる先生たちです。
一方で、危険なことや命に関わることについては、しっかりと注意してくれる頼もしい存在です。

柏みどりこども園へのメッセージをお願いします。

子どもたちの「やりたい!」をいつも応援してくださり、ありがとうございます。
これからも、保護者と先生方が一体となって、子どもたちの成長を支えていけたらと願っています。

私たち保育者も、保護者のみなさんも、子どもたちに教えてもらうことがたくさんあります。お互いに育ち合い、成長し合う人間同士だと日々感じています。
自分の気持ちを表現することや、友だちとぶつかりながらも関係をつくっていくこと。うまくいかないことや失敗したことにも、挑戦する気持ちを持つこと。そんな毎日の小さな積み重ねが、やがて大きな自信や生きる力へとつながっていきます。
子どもの世界は、大人の世界とは違って、狭くて深いものです。大人にとってはなんでもない1日が、子どもにとっては人生の土台をつくるきっかけになるかもしれません。
それぞれ形は違っても、みんなが幸せになれるような、そんな世界を子どもたちとともに築いていけたらと思います。

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