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ホザナ幼稚園

〔取材日 2020/10/20〕

園長インタビュー

ホザナ幼稚園は昭和39年の創立から長い間、地域のみなさまに愛され、柏の地で幼稚園を運営してまいりました。そして平成29年には幼保連携型認定こども園として新たにスタートを切りました。これにより55年以上の歴史に根ざした質の高い幼児教育と、働くママの支援となる長時間保育を同時に実現できる環境が整いました。さらに5年間の長きにわたる一貫教育を施すことも可能となりました。

ホザナ幼稚園の教育目標はキリスト教主義に基づく「愛の教育」「心の教育」です。

●先生たちが子どもを心から愛すること
●先生同士が信頼しあうこと
●園児は困っているお友だちがいれば愛を持って助けあうこと
●保護者と園が希望でつながっていること
●お母さん同士が支えあうこと

このような「愛」「信頼」「希望」の心を私たちは“ふわふわハート”と呼んでいます。ホザナ幼稚園は「ふわふわハートのこどもえん」を目指して日々、教育・保育を行っています。

また昨今、保育の人材不足が叫ばれています。国の調査では保育者の平均勤続年数は4年~7年となっています。しかしホザナ幼稚園には経験10年以上の先生がたくさんいます。新人の先生から育休を経て復帰した先生、経験20年以上の先生など、様々な世代の色々な経験を積んだ先生たちがバランスよく在籍しています。これは先生同士の信頼感や仲の良さが一番の理由だと思います。保護者アンケートでも『ホザナは先生が“売り”の幼稚園だと思います。バスの先生も体操の先生も!』。1歳児のお母さんからは『いつも近所をお散歩している様子を見ていて先生たちが素敵なので是非、ホザナに入りたいと思いました!』などうれしい声もいただいております。「ふわふわハート」の理念に「先生同士が信頼し合うこと」が入っているのもホザナ幼稚園の特徴なのです。

先生インタビュー

どんなことに心がけて保育を行っていますか?

子どもたちが毎日笑顔で登園し、「また明日も幼稚園に行きたい!」と思えるように一人ひとりの気持ちに寄り添った保育を行っています。またどんなことにもチャレンジしてみよう!と思えるような言葉掛けや保育を心がけています。子どもが「やってみたい」「やってみよう」という気持ちを持てるよう、保育者が手本となってやってみせたり、言葉で説明が難しい時には絵にするなどして、わかりやすく楽しさが伝わるように工夫しています。

保育中、どんな時に喜びを感じますか?

「今日は野菜が食べられたよ!」「泣かなかったよ!」など自信や達成感に満ちあふれた笑顔を見た時がとてもうれしいです。また、「先生、大好き!」と言葉をかけられた時や、ギュッと抱きしめあって子どもたちからの愛に触れた時に「ああ、幼稚園の先生でよかった!」と喜びを実感します。

子どもたちとのかかわりの中で、一番大切にしていることは?

子どもの心が豊かに成長し、自分の気持ちだけではなくお友だちの気持ちにも気付き、寄り添うことができるような、かかわりを大切にしています。嬉しいことも悲しいこともクラスで共有し、「“なんで”嬉しかったのか?」「“どうして”お友だちが悲しんでいるのか?」という理由を伝えることで、「私も〇〇だと嬉しい!」「〇〇は嫌だよね」と相手への共感ができるよう関わっています。

子どもたちへのメッセージ

お友だちに優しく「ふわふわハート」の年少・ばら組さん。毎日みんなのキラキラ笑顔を見ることができて、あんな先生はとてもうれしいです!新型コロナで幼稚園が始まるのが遅くなってしまいましたが、楽しい行事がたくさんできるようになってよかったね。これからも心がワクワクするような楽しい幼稚園生活が待っているので、一緒にニコニコ笑顔で過ごしましょうね!

どんなことに心がけて保育を行っていますか?

「今、この子には何をしてあげることが良いのか?」一人ひとりの子どもの性格を考えて声がけをしたり、関わるように心がけています。「今日、楽しかった~」「明日も幼稚園に行きたい!!」と思ってもらえるように全力で子どもたちと遊んでいます。保護者さまにも安心して子どもを預けていただけたら嬉しいです。

保育中、どんな時に喜びを感じますか?

子どもたちが出来なかったことが出来るようになったときは本当にうれしいです。またママやパパに会いたくて泣いている子に対して、抱きしめたり手遊びを見せて、安心した笑顔になった時は、私も笑顔になってしまいます。

子どもたちとのかかわりの中で、一番大切にしていることは?

子どもの発する「痛い」「寂しい」などの言葉には、様々な意味が含まれています。子どもに向き合い、声掛けをして、一人ひとりの園児の心に寄り添えるように意識しています。

子どもたちへのメッセージ

しの先生は「ふわふわハート」のホザナ幼稚園のみんなが大好きです!困っているお友だちがいたらすぐに助けてあげられるお兄さん、お姉さんになれるように一緒に頑張ろうね!これからもいっぱいお外を走ったり、遊んだり、楽しく過ごしましょう!

保護者インタビュー

ホザナ幼稚園はどんな園ですか?

おばあちゃん(母)も私も通ったホザナ幼稚園に娘を通わせることができてうれしく思います!「毎日、幼稚園に行きたい!」と思える温かい場所です。娘の入園時は、おばあちゃん、私、娘ともに希望と不安と緊張でいっぱいでしたが、ふわふわハートの温かい笑顔で、受け入れてくれたことが本当にうれしかったです。すぐに娘も幼稚園を大好きになり、毎日の登園を楽しみにしています。

ホザナ幼稚園で楽しいことは?

「お泊り会」「スイカ割り」「運動会」「クリスマス会」など、子どもにとって行事の一つひとつが楽しく心に残る思い出になっているのは、先生方に優しく指導していただき、充実感や達成感を味わうことができているからだと思います。保護者にとっても発表会などは、子どもたちの頑張りや成長を見られる貴重な場です。ドキドキしながら楽しく見ています。

先生はどんな人ですか?

ベテランの先生から若い先生まで、みなさん笑顔がかわいいです。どの先生も「ふわふわハート」で優しく、困った時には子どもに寄り添って助けてくれます。娘も家に帰ると「先生と〇〇したよ!」「先生は〇〇なんだよ」と一日の出来事を嬉しそうに話してくれるので親としても安心します。卒園した上の子も卒園アルバムを見ながら「〇〇先生、元気かなぁ?」「会いたいなぁ」と話しています。みなさん心に残る先生方です。

幼稚園へのメッセージ

ホザナ幼稚園の保育や先生と出会って私も保育者を目指し、現在、保育の仕事をしています。娘も「幼稚園の先生になりたい!」という夢を持つようになりました。今年は新型コロナの影響で様々な行事ができなくなっていく中で、子どもたちに少しでも楽しく、心に残る思い出ができるようにと考えて下さる園長先生をはじめ、先生方には感謝しかありません。いつまでもそんな心に残る、温かい幼稚園でいてください。

平成29年度に文科省により幼保連携型認定こども園教育・保育要領が大きく改訂されました。この改訂の一番のポイントは「幼児期に非認知能力を育むことの重要性」が盛り込まれたことです。ノーベル賞科学者・ヘックマン教授は論文の中で、学力やIQなどの能力を「認知能力」、優しさや忍耐力、意欲などを「非認知能力」と定義し、幼児期においては「非認知能力」を伸ばすことが、その子の将来的な人生において最も重要であるという研究結果を発表しました。まさに愛・信頼・希望の心を大切にするホザナ幼稚園の「ふわふわハートの教育」が改めて科学的に評価されたと思っています。これからも愛の教育、心の教育を大切に社会の宝である子どもたちの成長を助けていきたいと思います。

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