
ホザナ幼稚園の教育目標は、60年前の創設当初からキリスト教主義に基づく「愛の教育」です。子どもたち一人ひとりを愛し、一人ひとりに寄り添う保育を心がけています。
子どもが園で先生やお友だち、絵本など様々なものと出会う「体験」。不安なときに先生が寄り添うことで感じる「安心」。乳幼児期の子どもの育ちにはこの「体験と安心の循環」がとても大切なのです。
このような「愛」「信頼」「希望」の心を私たちは“ふわふわハート”と呼んでいます。ホザナ幼稚園は“ふわふわハート”を大切に、子どもたちが安心して自分を表現できる保育を目指しています。
さらに、保護者支援にも力を入れています。「しっかりとした幼稚園教育を受けさせたい」「仕事のため長時間保育が必要」「子どもがもう少し大きくなったら仕事復帰したい」「夫婦どちらかが仕事をやめても同じ園に通わせたい」そんな様々な要望を持った保護者さまが増えてきています。
私も子育て中は仕事と育児の両立に苦労してきましたし、大切な子どもにはしかりとした幼児教育を受けさせたいと強く思っていました。ホザナ幼稚園は、長い歴史に根差した質の高い幼児教育と長時間保育を同時に実現し、子どもを中心に保護者さまの支援をしたいと思っています。

どんなことに心がけて保育を行っていますか?
子ども達が毎日登園する中で伸び伸びと過ごしたり、子ども達の興味関心がどこへ向き「これはなんだろう?」「やってみたい!」という気持ちを大切にしています。そのためにも普段の子ども達の遊びの中からヒントを見つけたり、毎日の子ども達との会話を大切にして保育を行っています。
保育中、どんな時に喜びを感じますか?
「先生見てて!」「お野菜がんばったよ!」「またこれやりたい!」など子ども達の素直な気持ちや笑顔に嬉しくなります。また、「先生大好き♪」とぎゅっと抱きつく子の姿を見て「僕も!私も!」と笑顔あふれる姿に触れた時にこれ以上ない温かい気持ちになります。
子どもたちとのかかわりの中で、一番大切にしていることは?
会話をする時間と愛をもって関わることです。子ども達にとって嬉しい時、泣きたい時にそっと甘えられる居場所でありたいと考えています。自分の気持ちが上手く言えない時は、「どうして」泣いているのか、「なぜ」悲しい気持ちであったのかを受け止めたり、相手の気持ちを伝えて次はどうしたら良いのかを一緒に考える時間を大切にしています。同じ目線に立って子ども達一人ひとりの心が豊かに成長していくことができるように関わっています。
子どもたちへのメッセージ
面白いことが大好きで笑い声や笑顔がいっぱいな年少・ばら組さん♪ 困っている子がいればすぐに「お助けマン」に変身して頭をなでたり、「大丈夫?」と声をかけたりと「ふわふわハート」のお友だちの姿がたくさん見られてみき先生はとっても嬉しいです!これからも元気な笑い声を響かせて笑顔いっぱいに過ごしていきましょうね。

どんなことに心がけて保育を行っていますか?
私は保育を行う上で、子どもたち一人ひとりの思いを受け止めることを何より大切にしています。子どもと会話をしていく中で気持ちを理解し、こちらからの声掛けによって安心感や満足感を得ることができるように心掛けています。活動場面では、最初から喜んで取り組む子と、初めての挑戦に緊張する子など、子どもによって取り組み方もまちまちです。子どもたちが楽しみだと思えるよう事前に知らせたり、一緒に取り組んだり、手本を見せるなど工夫して保育しています。
保育中、どんな時に喜びを感じますか?
子どもたち一人ひとりの新しい発見や「できた!」を見つけ、その姿を私たちがとびきり褒めた時に見せる子どもの笑顔に喜びを実感しています。例えば身支度を昨日よりも早く自分で行うことができた時、友達に玩具を貸してあげられた時、苦手な給食を1口食べられた時です。その姿を私たちが見逃さず、心からとびきりの言葉で褒めた時、子どもたちは本当に嬉しそうな笑顔で抱きついてきたり、そのことを友達や大好きな家族に話したりしています。子どもたちが心から嬉しいと思えた時、私も同じように喜びを感じます。
子どもたちとのかかわりの中で、一番大切にしていることは?
子どもたちの”できた”をたくさん見つけ、私たち保育者が褒めることによって、子どもたち同士が「お野菜頑張っていたよ」「優しくしてくれたよ」と言って認め合ったり、寄り添ったりできるように関わっています。また、なにかトラブルがあった時には子どもたちと話をして一人ひとりに合う解決策を見つけたり、クラスで共有したりして、子どもたちみんなが過ごしやすく、居心地の良い空間にできるよう関わっています。
子どもたちへのメッセージ
新しいクラスでの友達も増え、毎日仲良く遊んだり、朝の礼拝での歌を頑張っているもも組さん。楽しかったことや嬉しかったことを教えてくれることや、みんなのニコニコ笑顔がほのか先生はとっても大好きです。もも組のみなさん、困ったり助けてほしい時には何でも言ってくださいね。いつでも”ふわふわハートでお助けマン”になります!今はまだ初めての行事やゲームにドキドキしているお友だちもいますが、これからもみんなで仲良く”ふわふわハート”で過ごし、楽しい思い出いっぱいの1年間にしましょうね。

どんなことに心がけて保育を行っていますか?
子どもたちが日々感じている喜怒哀楽の表現には必ず理由があり、それが行動に繋がっていると考えています。だからこそ表現をしてくれた意味や行動の背景を子ども一人ひとりに寄り添いながら理解し、丁寧に向き合うことを心がけています!また子どもが安心して感情を出せる環境をつくることで「どうしてこうしたのかな?」「こんな気持ちだったんだね」と気持ちを言葉にしたり整理したりする力にも繋がると感じています。
保育中、どんな時に喜びを感じますか?
「先生!鉄棒ができるようになったよ!」と自分が頑張っていたことが達成できて嬉しそうに伝えてくれる姿や「先生、全部食べられたよ!」と自信をもって伝えてくれる姿に毎回自分のことのように嬉しく思います。一人ひとりの挑戦や努力をそばで見守ってきたからこそ、その瞬間の喜びが大きく感じられます。
子どもたちとのかかわりの中で、一番大切にしていることは?
自分の気持ちを自分の言葉で伝えられるように「こういう時はどう伝えたらいいと思う?」と一緒に考える時間を大切にしています。そうすることで、言葉の選択肢が増え、相手に伝える力が少しづつ育っていきます。またクラスで共有の時間をとることで「こんな伝え方があったんだ!」「こう言われて嬉しかった」といった気づきが広がり優しい言葉の連鎖が生まれています。うまく伝えられない時もありますが「じゃぁ次はこうしてみよう」と前向きな気持ちになれるような雰囲気づくりを大切にしています。
子どもたちへのメッセージ
毎日幼稚園でみんなに会えることがとっても嬉しいです!先生は大好きなみんなと沢山笑って、お外で思いっきり走ったりいろいろな行事を一緒に楽しみたいと思っています。これからもみんなの「やってみたい!」を応援しながら元気いっぱい楽しく過ごしていきましょうね!

改めて、ホザナ幼稚園の教育目標は「愛の教育」「ふわふわハート」です。
「愛」は、一人一人を大切にし、ありのままの姿を受けとめ愛する心。これに「信頼」と「希望」を加えた心を「ふわふわハート」と呼んでいます。私たちはホザナ幼稚園の保育を通じてたくさんのふわふわハートの種を蒔いてきました。毎日の保育や行事を通して優しさや思いやり、あきらめないで頑張る気持ちを伝えてきました。そして少しずつ芽が出始め、双葉となりやがて実を付け、今ではどのクラスもハートの花でいっぱいになったと思います。
時折、お母さんを思い出して泣いているお友だちがいると「大丈夫だよ。そばにいるよ」と声を掛け、そっと涙を拭いてくれる子どもたち。少し前までは自分が泣いていたのに…。周りの友達に支えられ乗り越えられたことで、今度は自分がお友だちに寄り添い優しい言葉を掛けている、そんな姿に私の心も温かくなります。
子どもを真ん中にして保護者の方と先生方とで手を繋ぎ、信頼関係を築いていきたいと思っております。子どもの歩みは十人十色。何かができるようになったり、それぞれの個性が輝きを増す時期も一人ひとり違います。子どもの今を大切にし、その成長に寄り添いながら保護者の皆様と協力していきたいと思っています。
さらにこれからホザナ幼稚園では新たな事業が次々に始まります。令和7年秋には、柏駅前保育送迎ステーション「ひよこルーム」、こども誰でも通園制度「パンダルーム」が始まり、令和8年度には新園舎が完成して1歳児クラスの増員と児童発達支援センター「バンビ」も開設します。これらの新規事業を通してますます子どもを真ん中に保護者支援を進めて行きたいと考えています。認定こども園ホザナ幼稚園にどうぞご期待ください!