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とみせ幼稚園

〔取材日 2021/05/07〕

園長インタビュー

昭和38年設立のとみせ幼稚園は、広大な敷地に真っすぐ伸びるケヤキの大木があり、四季折々の自然が自慢の園です、平成30年より新園舎になり、認定こども園に移行し、来年は創立60周年になります。

はだし保育、食育、わらべうたを柱とした人の根本となるココロを育てる保育を重視しています。

「うまくことばで思いが伝えられないけれど…」うちの子大丈夫かな? 子育てには悩みがつきものです。

とみせは一生懸命子育てしている保護者の味方であり、お子様のありのままの姿を受け止めます。お母さん、お父さんだけで悩まず、お子様の様子を一緒に見て成長の手助けを考え合っていきましょう。

24時間、家庭でのお子様の様子を伺って生活リズムをとらえ、お父さん、お母さんの思いも聞かせていただくために直接対話を心がけています。

園でのエピソードや育ちの姿を家庭にお伝えし、こどもを真ん中にして成長の感動を共有できる関係=「共育て」を大切にしています。

先生インタビュー

日々の生活の中で、子ども達の色々な成長を傍でたくさん感じられることが嬉しいです。集中して取組み達成する姿、自分の中で葛藤を繰り返し乗り越える姿、先生やともだちと協力する姿など様々な子どもの表情を近くで見ることが出来て嬉しく思います。

毎日クラスの全員と必ず目を合わせて挨拶や何気ない会話、スキンシップなどの機会をとるように心がけ、安心して過ごせるように1人ひとりとの関係づくりを大切にしています。

保護者インタビュー

幼稚園選びをする際、息子は、マイペースで内気な性格であった為、お勉強中心で制服を汚さずに過ごすよりも、泥んこになったり、自然の中で元気に遊んだりして欲しいと考えておりました。

近隣では、なかなか気に入る園に出会えなかったのですが、とみせ幼稚園に見学に行き園庭を見た瞬間、大きな柊が作る木陰が強い日差しを避けて子供たちを守り、ゆったりとした時間が過ごせそうだと感じました。懐かしさと、安らぎを感じる園舎。広い園庭で元気よく走り回る子どもたち。すれ違う先生がみなさん元気に笑顔で声をかけてくださり、人としての魅力を感じました。何より、園長先生が直々に園の案内をし、たくさんのお話をして下さり、子どもだけでなく、保護者一人ひとりと向き合って下さる姿に驚きました。 自宅から歩いて行ける距離ではなかった為、入園にあたり少し検討をしましたが、園バスの利用が可能であった為、プレ保育からお世話になる事に致しました。

息子そして、娘もとみせ幼稚園で育ち、子どもらしい充実した時間を過ごさせていただきました。毎日の生活の中で身に着けた、目標を持って頑張りやりとげる力、異年齢保育等でいろいろなお子さんとコミュニケーションをとり育んだ相手を想いやる力、自分の言葉で気持ちを伝える力は、人としての根っこが育まれ、小・中校生となった今、学校生活を送る上での何よりも大きな財産となっています。

母親である私にとっても子育ての悩みを一緒に寄り添い、アドバイスをして下さった先生方の存在は大きく、とても感謝をしております。 これからも親子で成長でき、安心して過ごせる園であり続けて欲しいと願っています。

現代、子どもをとりまく環境は、あそびに必要な空間、あそび時間が少なくなっています。

「危ない!」「それはダメ!」と言う事が多くなり、子育てがしにくい時代です。

テレビゲームなどでは無く、自然豊かなあそびの充実こそ、創造力を養い健康でバランスの良い体幹を育てることになり、自立する生きぬく力の土台となります。

とみせ幼稚園には、自然の園庭と温かい安心の施設とじっくり遊びこめる環境、そして子どもを慈しむ先生がたくさんいます。

これからも、一人ひとりの個性に寄りそい引き出し、未来を生きぬく為の保育、教育を行ってまいります。

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