東京ドームに匹敵する広さの敷地を持ち、敷地には山や広大な芝生、畑や果樹園があります。
新築3年目の新園舎は大規模で柱の少ない最新の木造耐火建築になっています。耐火、耐震性能はコンクリート造と同等の性能を持っています。
広々とした園庭と快適な教育・保育環境の中で乳幼児期に必要な体験をし、規制や抑制の多い世の中にあって思い切り自己発揮出来る保育を心がけています。広々とした環境にあるからこそ、思い切り大きな声も出せますし、大人からの制約は極力控え、伸び伸びとした成長発達を希う保育に全職員一丸となって取り組んでいます。
保育中、どんな時に喜びを感じますか?
日々の生活の中で成長しているところが見られるととても嬉しいです。
例えば、園服のボタン掛けが毎日の積み重ねでどんどん素早くなっていくことや、最初は言えなかったけど、園での遊びや経験を経て自信がつき、自分の気持ちや意見を言葉で話せるようになってきたことなどに喜びを感じます。
子どもとのかかわりの中で、一番大切にしていることは?
子どもと関わる中で基本の事だとは思うのですが、嫌だったことも悲しかったことなどきちんと話を聞き、共感することを大切にしています。「嫌だったよね」「悲しかったよね」など共感を言葉にしていくことで気持ちを受容するように心がけています。
他にお伝えしたいメッセージなどがあったら教えてください
保育教諭という職に就いて、思っていた以上に大変なこともあります。でも毎日同じことは無いので、新しい発見があったり学びがあったりで楽しいなと感じます。これからも先輩方のような素敵な先生になれるよう精進していきたいです。
➀認定こども園くりの木幼稚園は、アートの教育にも力を入れています。
芸術の力を子どもたちに!
遊びながら、そのおもしろさが身について豊かな表現が生まれることに期待しています。
②アートとして子どもがつくったり、かいたりする活動は、「~をさせる」ことではありません。子どもの心の中から生まれてくるものを、指導者がつかまえて、それを子どもらに伝えて共につくったりかいたりしていくことなのです。
③くりの木のアートは、その美しさの源(みなもと)に自然いっぱいの庭、畑、雑木林にあります。この貴重な環境を五感でかんじ、子どもはその素材を知り、想像力をたくましくして表現するものです。
④くりの木ではみんなでつくる力と個性の光る個人の能力がバランスよく育ち、助けあい、協力できる人間関係をめざしています。
また、子どもひとりひとり、個性をみとめあい、すてきなものができることをすなおに喜ぶようになることを大切にしています。
アートにかぎらず、くりの木での「生活」をとおし、本当のやさしさと強さをもつ子どもに育つよう、スタッフ全員で取り組んでいます。